自分がビジネスを始めてみて、お金に対する考え方がものすごく変わった。

お金を稼ぐということは、とてもとても大切なことだとわかった。

 

ビジネスを始めるのは立派なことだ。

そこにはきっと、崇高なビジョンがあるのだろう。

でも、お金を稼ぐことができなければ、ビジネスにならない。

お金を稼げないビジネスであれば、自分で独立して生計を立てていくことなんて、できない。

ビジョンだけではどうにもならないのだ。

 

前の勤務先を辞めてからのぼくのささやかな夢は、「自分の収入で家族を養うこと」だった。

勤めている時は、そんなの当たり前にできると思っていたけど、独立を決意した途端に、それがとてつもなく難しいことに思えた。

今も、十分にできているかどうか怪しい。いや、できてないと思う。

 

「もっと稼がなきゃ。」

 

ぼくは、こんな風にお金にガツガツするのが嫌で仕方がなかった。

なんだか恥ずかしいなって思ってた。

 

でも、考えが変わった。

 

「お金を稼げるようになる」というのは、ビジネスにおいて一人前になることだ。

ビジネスをやる人がみんなぶつかる関門。

乗り越えていくべき壁。

 

これに真剣に向き合わなくて、一体どこでがんばるんだ?

夢物語をがんばって語るのか?

それで生活できなかったら、全然笑えない。

 

お金を稼ぐことに真剣に向き合うのは、ビジネスに真剣に向き合うのとイコールだ。

お金という対価をもらえるにふさわしい行動を取ること。

それは、質の高い仕事をすることを意味し、価値を生み出すことを意味し、社会に貢献することを意味する。

 

ぼくは、お金を稼ぐという行為を、尊いとさえ思えるようになった。

自分の行動の質をもっともっと高めてくれる行為。

大切な家族を自分の手で養う行為。

 

だから、ぼくはお金を稼ぐことと真剣に向き合っている。