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以前の記事(こちら)でご紹介したスティーブ・ジョブズのスピーチ映像はご覧になりましたか?

人生の一日一日を大切にする彼の生き方に、強く刺激を受けたのではないでしょうか。

 

観てもらうとわかる通り、このスピーチは、ジョブズが生まれてすぐ養子に出されたという話から始まります。

そして、大学を中退した話、アップル・コンピュータ社で成功と転落を経験した話、仕事への愛、ピクサー社やネクスト社の設立を経てアップル・コンピュータ社のCEOへ返り咲いた話、さらに、死を目の前に感じたすい臓ガンの発見と手術の成功の話まで、ほぼ時系列で語られています。

 

ジョブズは、2011年に56歳で亡くなりました。

このスピーチは2005年のものですので、亡くなる6年前ということになります。

ちょうど50歳ですね。

ぼくたちは、ジョブズの人生から何を学べるんでしょうか。

 

彼のスピーチには、いくつもの印象的な言葉が出てきます。

例えばこちら。

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?」

毎日、鏡に映る自分に向かって、このように問いかけていたそうです。

 

あなただったらどうでしょうか?

今日が人生最後の日だとしたら、あなたは何をしますか?

今日やろうとしていることを、やっぱりやりたいでしょうか。

 

ジョブズ自身の答えは、「ノー」が多かったと言います。

だから、「ノー」の日が続くと鏡の向こうの自分に対して、「今の生活から何かを変えなくては」と言い聞かせたそうです。

 

変えなければ、今日と同じ明日がやってきます。

ぼくも同じで、「過去のあの時」にもし行動を変えていなければ、仕事で人生をすり減らす日々を、何ら変えられなかったと思います。

 

「今日が最後の日だったら。」

ジョブズも言っていますが、「死」を意識することは、今の自分の行動を見直す最高の薬ですね。

 

 

さて、名言の多いジョブズのスピーチですが、ぼくが彼のスピーチから学んだ一番重要なことは、この記事のタイトルにもしました「心や直感はすでに知っている」というメッセージでした。

心や直感が、一体何を知っているというんでしょう?

 

それは、「あなた自身が何を愛しているか」です。

 

本当にやりたいことは何か。

人生をかけて取り組みたいほどに好きなことは何か。

心から愛しているものは何か。

 

これって、自分自身のことなのに、自分ではわからないんです。

このことはとても重要です。

 

繰り返しますが、「自分自身が何を愛しているか」は、「自分ではよくわからない」のです。

とっても不思議ではないですか?

自分で自分のことがわからないなんて。

 

でも、これが事実です。

あなたにも思い当たることはあるんじゃないでしょうか。

「何がやりたいのかわからない」と言いながら、「〇〇はイヤ」とちゃんと「好み」を持っている。

また、自分の長く続けてきたこと(スポーツでも、専攻でも、学問領域でも)を自分が好きであると思い込んで、そこから道を変えるなんて考えられない。

でも、よくよく考えてみると、本当はそれを「愛していない」ことに気づく。

 

「顕在意識」では、わからないんです。

でも、「潜在意識」は知っている。

これが、「心や直感はすでに知っている」ということです。

 

ジョブズは繰り返し「Follow your heart.」と言ってましたね。

「あなたの心に従え。」

そうなんです。

いろんな理屈や、現実的な制約や、過去の経験などから自由になって、「心に従うこと」が必要です。

「あなたが本当にやりたいこと」を知っているのは、あなたの心だからです。

 

ジョブズは言います。

「他人の人生を生きるな。人生は短くて、そんな時間はない。雑音を聞くな。あなたの心に従え。」

 

ぼくは、自分の心が何を求めているのかを知ることができて、本当にラッキーでした。

そして、それを実行する方へと人生の舵を切れて、とてもラッキーでした。

 

いっぱい「雑音」はありました。

「安定した仕事を辞めて大丈夫か?」

「生涯年収を考えろ。」

「親が苦労して取らせてくれた博士号を無駄にしてもいいのか?」

「社会的なステータスを捨てるのか?」

 

要するに、「今までの自分を否定するのか?」という雑音です。

「過去の自分を否定して、これまでの歩みを全部無駄にする気か?」

 

でも。

今思うと、どれ1つとして無駄になったものはないとわかります。

今は博士号と関係のない仕事をしています。

でも、博士号を取得する過程で身に着いたぼくの資質・能力は、今の仕事に確実に生かされています。

中央省庁での2年間の勤務も然りです。

本当に多くのことを学べて、法律のことや仕事の進め方、批判的思考について飛躍的に成長できました。

 

ぼくは今、教育関係の仕事をしながら個人事業主として自分のビジネスをやっていますが、ぼくが今何をしているかは、あなたにとってあまり重要ではありません。

当たり前ですが、ぼくはあなたに教育関係の仕事を勧めているわけでもないし、個人事業主になることを勧めているわけでもありません。

中央省庁に勤めるな、とか、研究職を目指すな、とか言うつもりも全くありません。

 

あなたに聞いてほしいことは、「自分が本当にやりたいことは何か」を探し始めることが、成功的な人生を歩むための重要な第一歩だ、と言うことです。

あなたの心の声が何と言っているのか、一緒に見つけていきましょう。

そのガイダンスとなるのが、『大学生に聞いてほしい、人生が動き出す5つの話』の動画であり、このブログです。

 

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