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成功する人は、年下の人からも積極的に学びます。

 

あなたはもしかしたら、「年下から学ぶことは恥ずかしい」と考えているかもしれません。

しかし、年下の人からの学びは、あなたにとって最も重要な学びとなる可能性が高いのです。

 

理由は、以下の3つです。

  1. 年下だと遠慮なく質問ができる(=深い議論になりやすい)。
  2. 相手も喜んでくれる(=Win-Winの関係になりやすい)。
  3. 常識を無視した新しい発想に出会える。

 

順番に見ていきましょう。

遠慮なく質問ができる(=深い議論になりやすい)

年下の人には、遠慮なく質問ができます。

その結果、深い議論になりやすいというメリットがあります。

 

目上の人だと、何となく初歩的なことは聞きづらかったりして、知っているふりをしてしまいます。

怖い教授や先輩には、気おくれして聞けないこともあるでしょう。

だから、一方的に話を聞くだけになりやすいです。

 

アドバイスとしては、それでも有用でしょう。

しかし、自分の考えを深めていくには、どうしても深い議論のできる相手が必要です。

わからないことは質問して、聞きまくって、ちゃんと理解する。

たとえ間違っていても、恥ずかしがらずに自分の意見を言う。

間違いを指摘されても、あまり傷ついたりしない。

気にせず次のステップに進んでいく。

 

こういうことが、とても有意義な時間になります。

後輩と、こういう議論をしたことがありますか?

あるいは、同世代の人でもいいです。

年下の人や同世代の人が相手だったら、遠慮なく議論ができるはずです。

 

教授のいないゼミ(自主的な勉強会、自主ゼミ)などはその典型です。

教授がいると、発表者は教授からの一方的なダメ出しを食らって、意気消沈して終わりです。

自主ゼミの経験がない人は、「〇〇の勉強会」などと称して自分たちで自主ゼミを立ち上げてみてください。

ものすごく有意義な時間になりますし、半年も続ければ目に見えて実力が上がります。

 

双方向の「深い議論」というものは、あなたに大きな成長をもたらすのです。

そのために、年下の人(+同世代の人)が良い相手になってくれます。

相手も喜んでくれる(=Win-Winの関係になりやすい)

謙遜に、低い姿勢で年下の人から学ぼうとすると、相手は喜んでくれます。

「自分の価値が認められている」「自分が一人前の人間として扱われている」と感じるからです。

これは、相手の自己肯定感を非常に高めるので、その人にとっても重要な成長の機会になります。

そして、自己肯定感が強められた人は親身になって教えてくれるので、学ぶあなたも得るものが大きいです。

まさに、Win-Winの関係なのです。

 

経験があるかもしれませんが、忙しそうな目上の人に質問しようとすると、迷惑がられることがあります。

「そんなことぐらい自分で調べろ」みたいな。

Win-Winの関係になっていないからですね。双方にとって益とならないから、相手は迷惑に思ってしまう。

 

これって、とても大事なことなんです。

相手が喜んでくれれば、そこには、「もっと助けてあげよう」という気持ちが生まれます。

そうすると、学びは一回だけで終わりません。

次回も気前よく教えてくれるだろうし、その人はあなたに教えることが楽しくなるはずです。

何か有用な情報があれば何も言わなくても教えてくれるようになり、助けになりそうな人がいたらあなたに紹介してくれるでしょう。

情報と人脈の「横方向への広がり」が、芋づる式に形成されていくのです。

 

そして、やがてその「年下の人」は、あなたの力強いパートナーになっていくでしょう。

もしかしたら一緒に会社を立ち上げることになるかもしれません。

そこから新しい価値を生み出せる可能性は、十分にあるのです。

常識を無視した新しい発想に出会える

年下の人からは、自分にはない新しい発想を得られることが多いです。

経験が浅いゆえに、また、あなたよりも後の時代を経験して来たゆえに、あなたとは発想が異なるのです。

 

大学生の先輩後輩ぐらいの差では、あまり世代間の違いはないかもしれません。

ですが、2年、3年と違えば、やはり考え方の違いは出て来ます。

 

「発想」と言う観点においては、若さや経験の浅さは強力なアドバンテージなのです。

人は年齢を重ねるごとに、頭が固くなっていきます。

何かを学んだり経験したりするたびに、どうしても、変な「常識」を無意識のうちに作ってしまうからです。

 

年下の人は、そんな常識を軽々と飛び越えます。

あるいは木っ端微塵(こっぱみじん)に吹き飛ばします。

「知らない」ということが力になり得るということを、ぜひ覚えておいてください。

 

 

というわけで、年下の人(あるいは同世代の人)から学ぶことの重要性がお分りいただけたでしょうか。

もちろん、目上の人(教授や専門家の方)から教えを受けることが必要ないと言っているわけではありません。

経験豊かな年上の人からもらうアドバイスは、それはそれでとても重要です。

ある時には、一瞬であなたの間違いを見抜き、適切な方向修正をしてくれるでしょう。

 

だから、年上の人のアドバイスも継続して大事にしてください。

議論できればなお良いでしょう。

 

ですが、それだけでは、「深い議論」「横方向への広がり」「新しい発想」が圧倒的に足りないということだけは覚えておいてください。

以上です。

 

 

P.S.

一つの例として、ぼくが知っている成功者のことをお話ししたいと思います。

その人は、ぼくが研究員として東京大学に勤めていた時の、同じ研究室の准教授だった人です。

とても優秀で、優れた論文をたくさん書いていました。

(注:研究者の世界では、引用数の多い優れた論文を書くことが最も大きな社会貢献の一つであり、一つの成功の形です。「成功者」にはいろんな定義がありますが、ここでの「成功者」は、研究者という狭い世界での限定的な成功だということをお断りしておきます。でも、すごいことであることは確かです。)

 

ぼくはその人と研究のことで議論するとき、気おくれしてしまって深い議論ができませんでした。

その時ぼくは自分の研究について誰かと議論したかったし、実力的に、誰かと議論せずにはいい論文が書けませんでした。

でも、その准教授とは実力が違いすぎて議論にならない・・・。

 

だからぼくは、実力の近い人と議論することを思いつきました。

ぼくは研究者でしたが、分野によっては、大学院生の方がぼくよりももっと詳しい知識を持っていたからです。(当たり前ですよね、専門分野はそれぞれですから。)

だから、大学院生や他の若い研究者とよく議論しました。

 

中央省庁に勤務していた時もそうです。

上司とは実力が違いすぎました。だから、年下の同僚や年齢の近い先輩とたくさん議論しました。

そういう時間は本当に楽しかったし(言いたいことが言えるから!)、実力もつきました。

 

あ、そうそう、「成功者の話」でしたね。自分のことばかり話してしまいすみません。

話は戻りますが、東京大学にいたその准教授の先生が、何を隠そう「年下の人から学ぶことを大切にする人」だったのです。

 

年下だったぼくがうまく議論できなかったので、何だか矛盾するようですが・・・。

まあそれは、ぼくに問題があったからです。

その准教授の先生の共同研究者や議論の相手を見てみると、年下の人、同世代の人がとても多いことに驚きます。(もちろん目上の方とも議論していますが。)

 

年下の人であっても、一人の研究者として認めて対等に議論します。自分の知らないことを相手から得ようとします。

そして、年齢の近い研究者の人とは気さくに、とても楽しそうに議論していました。

とにかく、議論をよくする人でした。

そして、ぼくの経験上、議論をあまりしない研究者は、成功しないか成功が遅れます。

 

年下の人から学ぶという姿勢は、良い議論をたくさんするのに大いに役立つのです。

 

 

P.P.S.

残念だった例もあります。こちらは高校生のケース。

 

体育でバスケットボールをやっていた時に、高校3年生の男子生徒何人かが、みんなでやる練習には参加せずに自分たちだけで練習をしていました。

現在の勤務校であるインターナショナルスクールは生徒数が少なく、中学生と高校生が一緒に体育をやっています(先生方もみんな参加します)。そして、中学生の中にバスケットボールのスクールに通っている子がいたので、その子に練習メニューを考えてもらってみんなで練習していたというわけです。

 

さて、練習に参加しない男子生徒の一人に理由を聞いてみると、こう答えました。

「ぼくの方があの子よりうまいですよ。」

だから、中学生の子が考えた練習メニューには参加しない、というのです。

 

実際、高校生のその生徒の方が上手でした。ボールを持ったら、一人でシュートまで持っていけました。

でも、高校3年生なんです。中学生の子(こちらは中学2年生)より体も大きいし、筋力もあります。

はっきり言って、シュートまで持っていけて当たり前なのです。

技術とかじゃないんですね。

 

でも、自分は上手いと思って、練習を拒否しました。

年下の人から学ぶことをしなかったのです。

 

もしその高校3年生が、中学2年生から学んでいたらどうなっていたでしょうか。

正しい技術を習得することで、持ち前の体の大きさを生かしてますます上手なプレーヤーになっていたのではないでしょうか。

 

結局は、「ねえ、教えて」と素直に言える人が成功するのです。

 

 

P.P.P.S.

ぼくはこのブログを入り口にして、インターネット空間に「自主ゼミ」みたいなコミュニティを作りたいと思っています。

このブログで語っている「夢を持つことの大切さ」とか、成功の法則、未来予測、起業ノウハウなどを共有し、また、それぞれが抱える就職活動や大学生活の悩みもオープンにして、そこからみんなで新しい価値を生み出していくコミュニティです。

 

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