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少し、自分のことを書きたいと思います。

 

このブログを始めたきっかけは、インターネットで仕事の幅を広げたいと思ったからでした。

もともとは研究職として大学や研究所に勤めていたのですが、いろんな環境の変化があって、今はインターナショナルスクールで科学科の教員をしています。

子どもが生まれたばかりの時に安定した職場を辞めたので、家族はとても不安だったと思います。

経済的な不安が、まず頭にありました。

 

ところで、ぼくはクリスチャンで、勤務校はキリスト教系の学校です。

教会が運営しています。

ぼくが大学生のころからお世話になっている教会で、学校の生徒も本当にいい子たちで、ぼくはこの学校で働けるだけでとても幸せです。

 

教会が運営する学校ということもあり、この仕事は、お金儲けのための仕事ではありませんでした。

それは最初から分かっていましたし、そもそも、教会からたくさんの給料をもらうのは気が引けます。

でも、以前の職場からこちらの学校に移って、社会的保障や実際的な高い給与がなくなり、正直なところ不安でした。

 

ブログを始めた2017年当時、学校は生徒数が減り、存続が危ぶまれる状況にまでなりました。

そのときぼくは、自分の経済的なよりどころを今の職場(教会が運営する学校)だけにしておいてはいけないと、強く思いました。

「自分で仕事の幅を広げ、何らかの副収入を得られるようにし、収入源を分散させなくてはならない。」

「そもそも、教会から高い給与を得てはいけない。自分で、ほかのところから高い収入を得られるようにするべきだ。」

これがぼくの考えたことでした。

 

クリスチャンの間では、「経済的なことはすべて神様にゆだねるべき。」「どんな状況でも神様が養ってくださる。」「自分の力に頼るのは不信仰だ。」という考え方が、けっこう主流かもしれません。

うーん。ぼくは不信仰かもしれない。

 

言い訳するつもりはなくて、ただ、自分の考えを書いています。

世間はどうあれ、ぼくは、そのとき不安でした。

そして、自分で行動しました。

 

ブログを使って広告収入を得よう。

ブログで自分の業績を紹介して、共同研究のきっかけを作ろう。

科学的な記事、あるいは教育的な記事を書いて、講演会などへつなげよう。

記事が有名になれば、仕事のオファーがあるかもしれない。

記事を書くことは教師としての実力向上になるから、もし再就職することになっても有利なはず。

科学実験の動画をブログで紹介して、YouTubeの再生回数が増えれば、広告収入になるかも。

 

これらの理由が、ぼくがブログを始めたきっかけです。

いわゆるセルフブランディングです。

経済的なリスクを分散させるための、自分なりの努力でした。

 

さて、ブログを始めて半年ほど経過した今年1月あたりから、ぼくはこれらの考えを改めるようになりました。

お金に対する考え方が変化したからです。

かなり大きな変化でした。

 

ぼくは、「収入が増えても不安の解消にはならない」ということに気づいたのです。

ブログを使ったセルフブランディングの目的は、はっきり言って収入の増加でした。

自分の力で仕事を取ってくる、というスタンスではありますが、結局はどこかの組織が支払ってくれる給与を当てにしていたわけです。

その組織とは、Google AdSenseを運営しているGoogleであり、どこかの研究機関であり、講演会に呼んでくれるどこかの団体です。

何らかの組織に依存しているということは、その組織のさじ加減でぼくの給与はどうにでもなってしまいます。

あるいは、健康を害して働けなくなれば、それ以降は給与を支払ってもらえないでしょう。

 

この状態では、とても不安です。

たとえ収入源が複数になり、リスクが分散して、トータルの収入が増えたとしても、やはり不安です。

 

これって、恥ずかしながら、完全にお金に支配されている人の心情です。

お金にいいように働かされる人。

さらなる労力と時間を進んで差し出し、終わりのない消耗戦に突入する人。

 

もし予定通り仕事のオファーが来て、学校以外の仕事を取ってくることができていたら、ぼくはもっと忙しくなっていたでしょう。

しかも、忙しくなるばかりで、経済的な不安はさほど解消されない。

もしかしたら、大切な学校の業務に支障が出るかもしれない。

あるいは、家族と過ごす時間がどんどん少なくなってしまうかもしれない。

 

どこかで、このようなお金の支配から脱出しなければなりません。

 

さて、『金持ち父さん 貧乏父さん』という有名な本があります。

原題は『Rich Dad Poor Dad』。

日系アメリカ人のロバート・キヨサキ氏が書いた本で、お金との賢い付き合い方について書かれています。

Rich Dad Poor Dad
『金持ち父さん 貧乏父さん』(原書)

 

お金に支配されない生き方。

それは、「お金のために働かない」生き方でした。

 

これまでのぼくは、収入を増やすことで経済的な不安を解消しようとしましたが、残念ながら世の中のしくみはそうはなっていませんでした。

お金というものは、頼った者を突き刺すトゲ(イザヤ書36章6節)です。

頼りにするにあたいしないものです。

 

なぜなら、お金の価値は幻想だからです。

 

絶対的な価値でもなんでもなく、時代とともに変わるし、突然価値がなくなったり、逆に高騰して人々を混乱させたりします。

多く持っている者も、時代が変わればいつのまにか失っています。

このようなお金に、振り回される人生ではいけません。

 

お金は幻想であることを覚えながら、一方でお金にパワーがあるという現実もちゃんと踏まえ、賢くお金と付き合っていくことが必要です。

 

お金の価値は、どんどん変わっていく。

少なくともぼくは、それに振り回されたくない。

 

時代はどんどん変わっていく。

時代に翻弄されない生き方をしたい。

 

だからぼくは、今がどんな時代なのか知りたい。

お金のこと、経済のこと、社会のこと、テクノロジーのこと。

そして、こんな世の中を、これからどう生きて行けばいいのか考えたい。

 

以前、このブログはセルフブランディングの道具でしたが、今は意見交換の場にしたいと思っています。

ブログで仕事を取ろうという考えはなくなりました。

でも、別の記事で書いているように、起業や投資といったこれまでとは違う観点から経済的な問題の解決に取り組んでいます。

 

たくさん発信していくので、ぜひ皆さんからもご意見・アドバイスをください。

 

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