ゴールデンウィークの初日、4月29日(金・祝)に、東京都新宿区で「子ども地学じっけん」を開催しました。対象は5歳〜小学2年生。会場となったオリーブハウスチャーチ(上落合2丁目)に10人の子供たちが集まってくれました。
こちら(↑)はLINEやSNSで紹介してもらった時のバナー広告。企画した実験は「氷の結晶づくり」と「泡がでる石」の2つでした。
ひとつ目の「氷の結晶づくり」は、いわゆる過冷却の実験。食塩を入れてマイナス2℃程度まで冷やした氷水の上に、薄く水を張った金属製のトレイを載せ、十分に冷えてからトレイの中に氷をひとかけら落とすと、一気に氷の結晶ができるという実験です。
ふたつ目の「泡がでる石」は、薄めた塩酸(薄めたトイレ用洗剤「サンポール」で代用)に結晶質石灰岩(大理石)や泥灰岩を入れると二酸化炭素を出しながら溶けるという実験です。実験に先立って貝殻や卵の殻を溶かしてもらい、その後でいろんな種類の石を見せて、「この中に、貝殻や卵の殻と同じものでできた石があります。どれでしょう?」と言って、子どもたちに「泡がでる石」を探してもらいました。
実験の詳しいやり方は下記のレジュメに書いてありますので、よかったらダウンロードしてご参照ください。
子ども地学じっけんレジュメ(3MB)
※「氷の結晶づくり」の分量の目安は、氷500g、水500g、食塩150gです。冷やす時間は2〜5分くらい。
会場を貸してくださったのは、上落合2丁目にあるオリーブハウスチャーチ。入り口にはオリーブの植木が並んでいます。
会場の中の様子はこんな感じです。各テーブル2〜3人ずつに分かれて実験を行い、デモンストレーションは前の長机で行いました。
集まってくれた子どもたち、また保護者のみなさま、今日は楽しい時間をありがとうございました。また、会場の設営や当日の実験補助など、オリーブハウスチャーチの皆様にも大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。