「くねくね伸びます」蛭石(ひるいし)、バーミキュライト、水和黒雲母 更新日:2024-11-18 鉱物 加熱すると伸びる石 ナメクジのような姿で、伸びたり縮んだりする、ヒル(蛭)という生き物を知っていますか。山歩きをしていると、足などにくっついたヒルに、知らないうちに血を吸われていることがあります。 このヒルに似た鉱物なの […] 続きを読む
「アルミ箔ではありません」銀色でペラペラ剥がれる鉱物、輝水鉛鉱 更新日:2024-11-19 鉱物 劈開がとてもはっきりした鉱物 こちらの写真、シワのよったアルミ箔ではありません。これも鉱物で、名前は「輝水鉛鉱(きすいえんこう)」といいます。 葉っぱのような薄くて細かい結晶がたくさん集まっているようにも見えますが、実は […] 続きを読む
「僕だって鉱物なのに……」氷が“鉱物”に分類される理由 更新日:2024-11-17 鉱物 鉱物の特徴、ぜんぶ当てはまっている 氷も、実は鉱物の一種。ぜんぜん鉱物だと思われていないのですが、よくよく考えると鉱物の特徴をすべて満たしているのです。 鉱物とは、「自然界にある固体の物質で、地質作用によって作られたもの […] 続きを読む
「まるで石けんのような肌触り」スベスベ鉱物、滑石の秘密 更新日:2024-11-16 鉱物 “細かくて薄い”粘土鉱物の集合体 石けんのような、ロウソクのような、なんとも言えないスベスベの肌触り。こちらは「滑石(かっせき)」という鉱物で、半透明の美しいかたまりは、とても細かい結晶の集合体でできています。 どれくら […] 続きを読む
「トゲトゲだけどウニじゃない」まるで繊細なガラス細工。スコレス沸石 更新日:2024-11-14 鉱物 繊細なガラス細工のように美しい鉱物 細長い結晶が丸い形にびっしりと集まっていて、その姿はトゲトゲのウニや、栗のイガを連想させます。色が白いので、さすがに間違えることはないのですが、鉱物の形としてはとても変わっていますね。 […] 続きを読む
「綿毛のようにフワフワだけど……」気になるオーケン石の触り心地 更新日:2024-11-13 鉱物 タンポポの綿毛? ウサギのしっぽ? フワフワとした綿毛(わたげ)のように見えますが、実はこれも鉱物です。名前はオーケン石。 「綿毛」といえば、身近なところではタンポポの綿毛が思い浮かびますね。フッと息を吹きかけて、風に飛 […] 続きを読む
「スイカというより金太郎飴?」トルマリンの変わり種、ウォーターメロン 更新日:2024-11-12 鉱物 2色のリチア電気石につけられた宝石名 「トルマリン」の宝石名で知られるリチア電気石には、緑、ピンク、赤紫、青など、さまざまな色のものがあります。そして、これらの色が組み合わさって、2色や3色の結晶になることもしばしば。 […] 続きを読む
「色も形もマスカット?」国産の“葡萄石”は名前負けしてるかも…… 更新日:2024-11-11 鉱物 表面のツルツル感と、半透明の黄緑色 淡い黄緑色の丸いかたまりが、何となくマスカットのようですね。丸いかたまりで見つかる鉱物は他にも結構ありますが、表面の凸凹が少なく、半透明の黄緑色で、ここまでマスカットらしく見える鉱物は […] 続きを読む
「キノコの化石じゃありません!」松茸水晶、またの名をセプタークォーツ 更新日:2024-11-07 鉱物 松茸のような、シメジのような…… まるでキノコのように見えますが、これも石です。石といっても「キノコの化石」というわけではなく、水晶の一種。 このような水晶は、日本では「松茸水晶(まつたけすいしょう)」という変種名で呼ば […] 続きを読む
「酢味噌じゃないよ、スミソナイト!」菱亜鉛鉱の独特のイエロー 更新日:2024-11-07 鉱物 イギリスの化学者が名前の由来 色が酢味噌(すみそ)みたいだからスミソナイト……というわけでは決してありません。名前の由来は、イギリスの化学者、また鉱物学者のジェームズ・スミソンです。 スミソナイトの日本語の鉱物名は「菱亜 […] 続きを読む
「料理に使うミョウバンとは無関係です……」明礬石とミョウバンの違い 更新日:2024-11-06 鉱物 成分が似ているだけ 「明礬(みょうばん)」といえば、お料理に使うミョウバンを思い浮かべる人が多いと思います。煮物の形を崩れにくくしたり、漬物の色を美しくしたりするのに使われる、あれです。あるいは、理科の自由研究で「ミョウ […] 続きを読む
「元祖キラキラネーム!?」没後200年記念のモーツァルト石 更新日:2024-11-05 鉱物 モーツァルトの没後200年目に発見された鉱物 赤褐色でやや透明感のあるこの鉱物の名前は、モーツァルト石(もーつぁるとせき)。クラシック音楽の作曲家として有名な、あのモーツァルトにちなんで名づけられた鉱物です。 モーツアル […] 続きを読む