クヌギの樹液に集まるコクワガタとカナブン

ドングリの一種であるクヌギQuercus acutissima;ブナ科コナラ属)の木には、様々な昆虫が樹液を求めて集まってきます。

クヌギの木って、カブトムシやクワガタムシが採れる木として特に有名ですよね。

そんなクヌギの木の樹液に集まる昆虫たちの様子を、動画で撮影しました。

コクワガタとカナブン

コクワガタが樹液を吸っているところへ、カナブンもやってきました。

ちょっと小競り合い。

途中でコクワガタのメスも寄ってきます。

メスのカブトムシとカナブン

こちらは樹液を吸っているメスのカブトムシ。

カブトムシとカナブンが仲良く樹液を吸っているように見えますが、カブトムシの方はちょっとうっとうしいみたいです。

コクワガタのメスも近くにいます。

虫たちの動きがよくわかるように、10倍速のビデオに編集しました。

 

この日、クヌギの木にいたのはなぜかメスのカブトムシばかりでした。

午後2時半くらいだったのですが、時間帯にもよるのでしょうか。

見つけた昆虫は、メスのカブトムシ4匹、オスのコクワガタ1匹、メスのコクワガタ2匹、カナブンたくさん、でした。

スズメバチに注意

最後にひとつ注意点です。

カブトムシやクワガタムシを採りに行く小学生のみなさん、また付き添いのお父さんお母さん、クヌギの樹液にはスズメバチも集まって来まので、よく気をつけてください。

撮影した日も木の周りをスズメバチが飛んでいました。

スズメバチがいたら、木に近づかないで逃げましょう。