BTB溶液(ブロモチモールブルー)とは?色の変化で酸・アルカリを検出 更新日:2021-04-03 理科の実験 BTB溶液は酸性かアルカリ性かを判断する指示薬 BTB溶液とは、酸性だと黄色、中性だと緑色、アルカリ性だと青色を示すpH指示薬(酸塩基指示薬)です。 リトマス試験紙では十分に検出できない弱酸・弱アルカリにも反応する、感度の良いpH指示薬なのです。 色の変化は下記の表をご参照ください。 表1.身のまわりの物質のpHと指示薬の変化(一部抜粋).(出典:『新編 新しい科学3』東京書籍,2017年,49ページ) A D V E R T I S E M E N T この記事を書いている人 渡邉克晃 写真家。地球科学コミュニケーター。東京大学地球生命圏科学グループ、原子力規制庁技術基盤グループなどで地球科学分野の研究に従事し、3年間の教職を経て、2020年よりサイエンスコミュニケーション事業を開始。博士(理学)。サイバー大学TA。 執筆記事一覧 関連記事 【高校生物】光合成色素の分離:ペーパークロマトグラフィーの実験結果石で楽器を作ってみよう:石琴(リソフォン)の作り方【実験】片栗粉でつくる柱状節理。玄武岩マグマの地形をキッチンで。【実験】中学2年・理科:身近な材料で寒冷前線のモデルをつくるペットボトルで雲をつくる実験(中学校理科)圧倒的鏡面。コイン磨きの実験:半世紀前の硬貨もピカピカに 投稿ナビゲーション 炭酸水素ナトリウムの水溶液が塩基性なのはなぜ?化学反応式を解説ペットボトルで雲をつくる実験(中学校理科)